浮気調査を依頼するうえでの経費の内訳とは?

多くの人は、浮気調査の依頼をしたことが無いので、どれくらいの費用が掛かるのかわからないことが多いです。見積もりを提示してもらっても、どのような内訳になっているか読み解くことができないケースも少なくありません。ここでは、浮気調査費用では、どのような経費が掛かってくるのかについて、詳しくご紹介していきます。

 

■浮気調査費用の金額だけ提示されてもわかりづらい

浮気調査費用の金額だけ提示されてもよくわからない

依頼者にとって、探偵事務所や興信所に浮気調査を依頼するというのは、非常に勇気が必要な事です。浮気の疑いが浮上してしまい、動転している中で、考え過ぎなのか、本当に浮気をしているのか確認をする必要があります。ただ、自分自身で浮気調査をすると高い確率で失敗をしてしまいます。そのような事態に陥らないためにも専門家である探偵事務所に依頼をする必要があるでしょう。

多くの探偵事務所では、無料で浮気調査の相談を受けてもらうことができます。その際に大まかな金額提示を出してもらいます。その見積もりが正しいのか、もしくは以上に高いのかを判断する必要があります。

しかし、ほとんどの人が探偵事務所に浮気調査を依頼するのが初めてだという人です。誠実で良心的な探偵事務所・興信所であったとしても、費用がどのように算出されているのかわからない場合があります。提示された金額の内訳には、どのようなものがあるのかを事前に把握して、浮気調査を依頼する探偵事務所・興信所を選択していく必要があるでしょう。

 

■浮気調査の内訳

浮気調査の内訳は人件費と必要経費

簡単に説明すると、探偵事務所や興信所における浮気調査費用の内訳は、人件費と必要経費です。多くの場合、人件費は調査基本料などといった名目で請求されるケースが多いです。そして、調査のために使用した経費を必要経費として請求します。

 

■もっとも高い人件費

浮気調査でもっとも高いのが人件費

浮気調査において、もっとも費用が高くなるのは人件費です。浮気調査は、調査員という存在が非常に重要となってきます。浮気調査のほとんどが尾行と張り込みに費やされます。また、ターゲットに尾行や張り込みがばれない様に、2名体勢で調査を行うことも多く、人件費がかかりやすくなります。そのため、2名の調査員が浮気調査をする場合、1時間当たり2人で1万5千円から2万円が首都圏での相場です。尾行や張り込みは、時として1日10数時間にも及んでしまうことがあります。そのため、場合によっては1日で10万円以上かかることも少なくありません。そのため、できる限り浮気調査にかける費用を抑えたいのであれば、人件費がかからないように調査依頼をするとよいでしょう。特に、パートナーが浮気に走るタイミングを把握しているのであれば、スポット的に調査依頼をすることで、費用を格段に抑えることができます。

 

■必要経費はどのようなものがある?

浮気調査の必要経費とは

必要経費については、その項目ごとにご紹介していきたいと思います。

 

●交通費

ターゲットを尾行する際には、歩きで尾行するだけではありません。電車に乗るケースもありますし、車に乗って尾行することも少なくありません。場合によっては、飛行機に乗る可能性もあります。そのため、尾行のために使用した交通費は、別途必要経費という事で請求されることが多いです。ただ、探偵事務所によっては、最低限の交通費や車両費は、人件費の中に加算されていることもあります。事前に確認しておくとよいでしょう。

 

●機材費

パートナーが浮気をしていた場合、裁判で慰謝料や離婚の訴えをするケースがあるでしょう。裁判において正式な証拠とするためには、写真や映像が必ず必要になります。浮気は夜間に実行されるケースが多いので、暗闇でも鮮明に撮ることができる高性能な機材が必要となります。機材費を請求するかどうかは、探偵事務所によって異なるため1日0円から1万円程度が相場であるとされています。また、実際の撮影行為は、人件費に含まれているので、別途請求されるケースはほとんどありません。

 

●報告書作成費

浮気調査を終えて、依頼者に渡される報告書の作成費用も必要経費に含まれます。おおよその相場は1万円から5万円を想定しておけばいいでしょう。この報告書作成費についても、ここまでの必要経費と同様に人件費として請求される場合もあります。

 

■着手金や成功報酬とは何か?

浮気調査の着手金や成功報酬とは何か?

浮気調査の支払方法として、着手金や成功報酬を提示されるケースがあります。着手金とは、調査を依頼する際に支払う一定の金額のことを言います。最終請求の際に、実際にかかった人件費や必要経費から着手金を除外して請求されます。

また、成功報酬というのは、浮気調査が失敗に終わった時には、調査報酬の一部は受け取らないということです。依頼者としては、嬉しい報酬制度なのですが、浮気調査は何を持って失敗かという線引きがあいまいになりやすいです。トラブルのもとになりますので、事前にしっかりと摺合せしておくことをおすすめします。

 

■まずは相談を

浮気調査は、かなり費用が掛かるケースが多いです。その金額が本当に正しいものであるのかを、見積りの段階である程度見極める必要があります。細かな内訳や計算根拠を提示してくれる探偵事務所・興信所など、料金についてわかりやすい事務所を選ぶようにしましょう。